Re/MC/グリンディロー - p2rdj @ ウィキ

グリンディロー Grindylow

　グリンディローの上半身はゴブリンに似ていますが、腰から下は吸盤状の触手が絡み合った構造になっている。グリンディローは主に湖、河川、沿岸地域、珊瑚礁など、淡水から海水まで様々な浅瀬に生息している。彼らは通常、スクールと呼ばれる集団を形成し、その数は数体から数百体に及ぶ。小規模なスクールは強力な水棲クリーチャーに乗っ取られることもあるが、そのような同盟関係は群れが大きな打撃を受けるまでしか続かない。その時点で生き残ったグリンディローは散り散りになり、それぞれ独自の小規模なスクールを形成する。

　グリンディローは縄張り意識は強くないが、実利的な面がある。恒久的な建造物を作ることは滅多にないが、捕食者に追い払われるまで何世代にもわたり、良い狩猟場を確保し続ける。彼らはしばしば、海藻でできた塊や廃船の船体といった移動式のシェルターに巣を作る。彼らは熟練した腐肉食動物であり、狩りも得意で、噛み付けるものなら何でも食べる。

　グリンディローは大型の海生捕食動物の力を尊重する一方で、イカ（あるいはイカに似たもの）を特に憎んでいる。グリンディローが跋扈する海域を航行する船乗りたちは、襲撃の可能性を防ぐため、船底にイカの絵を描くことが多い。これは小規模なスクールを寄せ付けない効果を持つ一方で、大規模なスクールが集結して組織的な攻撃を仕掛けるという逆効果を招く可能性もある。特に船の航路が予測可能な場合、この傾向は顕著になる。イカに対する彼らの憎悪は他の触手クリーチャーには及ばない。グリンディローはオクトパスを優雅さと力の象徴とみなしている。

“知識の想起”――異形（〈伝承学〉） : DC 14
一般的な知識 : DC 12
専門知識 : DC 9

グリンディロー Grindylow クリーチャー0

小型 異形 水陸両生

出典 Monster Core 186ページ
知覚＋5；暗視
言語 水界語
技能 〈運動〉＋5、〈隠密〉＋7、〈生存〉＋5
【筋】＋1、【敏】＋3、【耐】＋2、【知】－1、【判】＋3、【魅】±0
アイテム スピア

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AC 15；頑健＋6、反応＋7、意志＋5
HP 14
機会攻撃 [reaction] グリンディローは自分のターンの開始時に、触手を用いた“機会攻撃”のためにのみ使用できる追加の1リアクションを得る。同じアクションや選択をトリガーとする“機会攻撃”は1回だけしか使用できない。

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移動速度 10フィート、水泳25フィート
近接 [one-action] 噛みつき ＋7［＋2／－3］（巧技）、ダメージ 1d6＋1［刺突］
近接 [one-action] 触手 ＋7［＋3／－1］（機敏、巧技、足払い）、ダメージ 1d4＋1［殴打］、加えてつかみ
近接 [one-action] スピア ＋5［＋0／－5］、ダメージ 1d6＋1［刺突］
遠隔 [one-action] スピア ＋7［＋2／－3］（投擲：20フィート）、ダメージ 1d6＋1［刺突］
しがみつく吸いつき／Clinging Suckers 自分よりも大きなクリーチャーに対して“つかみ”に成功すると、グリンディローはそのクリーチャーに取り付きます。つかまれた状態になったクリーチャーは動けない状態にはならないが、そのクリーチャーが移動するとグリンディローも一緒に移動する。クリーチャーが中型以下の場合、グリンディローが取り付いている間、そのクリーチャーは移動速度に－5フィートの状態ペナルティを受ける。クリーチャーに取り付いている間、グリンディローは立ちすくみ状態になる。
噴射移動／Jet [two-actions] (移動) グリンディローはリアクションのトリガーになることなく、水中を一直線に60フィートまで移動する。

関連するクリーチャー：ジャイアント・グリンディロー Giant Grindylows

　グリンディローのほとんどは小型だが、ごく少数の個体は生涯を通じて成長し続ける。大型以上に成長した個体は巨人の特性を得て、しばしばスクールの英雄となる。