Re/MC/パクアジ - p2rdj @ ウィキ【11/16更新】

パクアジ Pukwudgie

　パクアジは様々な地域で様々な名前で呼ばれているが、彼らを知る者は皆、そのいたずら好きな性質に逆らえばその怒りを買うと口を揃える。太古の昔、パクアジはファースト・ワールドからユニヴァースへと旅をしてきた。おそらくノームの移住に伴ってのことだろう。この誇り高きフェイは敬意を表すことに執着しており、最初は人間と友好関係を築こうと試みたが、彼らはどんな軽蔑も重大な侮辱と捉え、その試みは悲劇に終わった。定命のものはこうした反応を恐れ、パクアジを危険な厄介者と見なすようになった。そしてパクアジもまた、定命のものと彼らに味方する神々を憎むようになった。

　最良の場合、パクアジは出会った定命のものに残酷な冗談を言う。最悪の場合、彼らは敬意を払わない者を誘拐し、殺害することさえある。トウィグジャックやレッドキャップといった凶暴なフェイはパクアジのリーダーの下に集まることが多く、パクアジは大喜びする。

　パクアジは最古の森にミラージュ呪文に隠された村を構える。彼らは丘や木、石の下にある小さなポータルを通って、ユニヴァースとファースト・ワールドの間を自由に行き来する。暴力にも慣れているパクアジは一人で旅をすることは滅多になく、敵対的な状況に踏み込む前に特製の毒を針や武器に塗ることが多い。

　身長2フィート程度のパクアジには、頭部から背中まで鋭い棘が生えている。肌の色は生息地域によって異なり、淡い灰色から茶色まで様々だ。

“知識の想起”――フェイ（〈自然〉） : DC 23
一般的な知識 : DC 21
専門知識 : DC 18

パクアジ Pukwudgie クリーチャー7

小型 フェイ

出典 Monster Core 279ページ
知覚＋17；夜目
言語 共通語、エルフ語、フェイ語、ノーム語
技能 〈医術〉＋15、〈隠密〉＋17、〈自然〉＋17、〈製作〉＋15、〈盗賊〉＋15、〈ペテン〉＋14
【筋】＋4、【敏】＋6、【耐】＋3、【知】＋4、【判】＋6、【魅】＋3
アイテム ＋1 ハチェット、ショートボウ

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AC 25；頑健＋12、反応＋15、意志＋17
HP 100；抵抗 ［毒］5；弱点 冷たい鉄 10
守りの棘／Defensive Quills 素手攻撃による“打撃”や間合いのない近接“打撃”をパクアジに命中させたクリーチャーは、基本反応セーヴを伴う3d8の［刺突］ダメージを受ける。大失敗の場合、クリーチャーは毒を帯びた棘によって1d6の持続［毒］ダメージを受ける。

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移動速度 25フィート
近接 [one-action] ハチェット＋17［＋13／＋9］（機敏、魔法、薙ぎ）、ダメージ 1d6＋10［斬撃］、加えてパクアジの毒
遠隔 [one-action] ハチェット＋19［＋14／＋9］（魔法、投擲：10フィート）、ダメージ 1d6＋10［斬撃］、加えてパクアジの毒
遠隔 [one-action] ショートボウ ＋18［＋13／＋8］（致命的：d10、射程単位60フィート）、ダメージ 1d6＋6［刺突］、加えてパクアジの毒
始原生得呪文 DC 25、攻撃＋17；4ランク アンフェタード・ムーヴメント、ミラージュ；3ランク ウォール・オヴ・ソーンズ；2ランク インヴィジビリティ（回数無制限；自身のみ）
変身 [one-action] (精神集中、完全変身、始原) パクアジはジャイアント・ポーキュパイン（巨大ヤマアラシ）の姿になるか、本来の姿に戻る。ポーキュパイン形態では、サイズは中型になり、武器による“打撃”を失い、棘による“打撃”（＋18、2d8＋6［刺突］および1d8持続［毒］）を得る。
パクアジの毒／Pukwudgie Poison (毒) セーヴィング・スロー 頑健DC 25；最大持続時間 6ラウンド；第1段階 1d6［毒］および知性低下状態1（1ラウンド）；第2段階 1d6［毒］および知性低下状態2（1ラウンド）；第3段階 1d6［毒］、混乱状態、知性低下状態2（1ラウンド）。

財宝と報酬：不安を抱く取引 Trepidatious Trade

　パクアジは地元の植物に関する知識に大きく依存しており、それらを食料、薬、魔法の武器、そして特製の毒として利用している。適切な敬意を示せば、パクアジは彼らの工芸品を、彼らが価値あるとみなす品物と交換してくれる。彼らは金銭にはあまり関心がなく、珍しい食べ物、美しい品物、そして興味深い話さえも報酬として受け取る。しかし、ほんの少しでも嫌われる行為をすると、パクアジとの遭遇はたちまち敵対的なものに変わってしまう。