B1/ベア - p2rdj @ ウィキ

ベア Bear

出典 Bestiary 40ページ
　ベア（熊）は冷帯または温帯の森林地帯や丘によく見られる獰猛な肉食獣である。ベアには、以下に示す二種の他にも、より小型の（しかし危険性は劣らない）ブラック・ベア（ツキノワグマ）や極地に生息するポーラー・ベア（ホッキョクグマ）など、多くの種が存在する。

財宝と報酬：ベアの素材 Bear Resources

　ベアの巣には、飢えたベアの通り道に偶然遭遇した不運な冒険者の遺骨など、貴重な財宝が収められていることがある。ベアの毛皮自体も敷物として珍重され、爪や牙は印象的な宝石や鎧の装飾品になる。ベアの皮は皮鎧の優れた素材になる。

Bestiary 1

グリズリー・ベア Grizzly Bear

　この大きくて強力な雑食動物は森林の多い丘に生息する。一般的には木の実、ベリー、魚、小型哺乳類を食べて生活しているが、縄張り意識が激しく、対抗相手と見なしたクリーチャーを追い払ったり殺したりする。グリズリー・ベア（ハイイログマ）は子供が近くにいると特に気性が荒くなる。戦闘ではグリズリー・ベアは驚くほど凶暴で、敵を掴もうとすることが多い。グリズリー・ベアは敵がもはや脅威ではないと思えるまで攻撃を続けるが、空腹であれば食らうことをためらわない。
“知識の想起”――動物（〈自然〉） : DC 18
一般的な知識 : DC 16
専門知識 : DC 13

グリズリー・ベア Grizzly Bear クリーチャー3

N 大型 動物

出典 Bestiary 40ページ
知覚＋10；夜目、鋭敏嗅覚（不明瞭）30フィート
技能 〈運動〉＋11、〈生存〉＋8
【筋】＋4、【敏】＋1、【耐】＋5、【知】－4、【判】＋1、【魅】－2

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AC 19；頑健＋12、反応＋6、意志＋8
HP 45

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移動速度 35フィート
近接 [one-action] 顎 ＋11［＋6／＋1］、ダメージ 2d8＋4［刺突］
近接 [one-action] 爪 ＋11［＋7／＋3］（機敏）、ダメージ 1d10＋4［斬撃］、加えてつかみ
虐待屋／Mauler グリズリー・ベアは自分がつかまれた状態にしたクリーチャーに対するダメージ・ロールに＋2の状況ボーナスを得る。
急行／Rush [two-actions] グリズリー・ベアは“歩行”し、その移動の終了時に“打撃”を1回行う。この“歩行”の間、グリズリー・ベアはその移動速度に＋10フィートの状況ボーナスを得る。

ケイヴ・ベア Cave Bear

　ケイヴ・ベア（ホラアナグマ）は、他の同種よりも大きく、強く、はるかに攻撃的で、文明化された土地を避け、人里離れた場所に住むことを好む巨獣である。ケイヴ・ベアはその名の通り天然の洞窟に巣穴を作り、グリズリー・ベアと同様に縄張り意識が強い。しかし、グリズリー・ベアとは異なり、ケイヴ・ベアは短気で、敵が死んでいることを確認してから行動し、行動不能になった獲物の柔らかい肉を食べることが多い。ケイヴ・ベアは人里離れた場所に住む人々からは強力な守護霊と見なされることが多い一方で、オークや巨人によっては戦獣として利用される。特にストーン・ジャイアントは、訓練したケイヴ・ベアをペットや家の守護者として飼うことを好む。
“知識の想起”――動物（〈自然〉） : DC 22
一般的な知識 : DC 20
専門知識 : DC 17

ケイヴ・ベア Cave Bear クリーチャー6

N 大型 動物

出典 Bestiary 40ページ
知覚＋13；夜目、鋭敏嗅覚（不明瞭）30フィート
技能 〈運動〉＋16、〈生存〉＋11
【筋】＋6、【敏】＋1、【耐】＋6、【知】－4、【判】＋1、【魅】－1

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AC 24；頑健＋16、反応＋11、意志＋13
HP 95

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移動速度 35フィート
近接 [one-action] 顎 ＋16［＋11／＋6］、ダメージ 2d10＋6［刺突］
近接 [one-action] 爪 ＋16［＋12／＋8］（機敏）、ダメージ 2d8＋6［斬撃］、加えてつかみ
虐待屋／Mauler ケイヴ・ベアは自分がつかまれた状態にしたクリーチャーに対するダメージ・ロールに＋4の状況ボーナスを得る。
急行／Rush [two-actions] ケイヴ・ベアは“歩行”し、その移動の終了時に“打撃”を1回行う。この“歩行”の間、ケイヴ・ベアはその移動速度に＋10フィートの状況ボーナスを得る。

Bestiary 2

ブラック・ベア Black Bear

　名前とは裏腹に、ブラック・ベア（ツキノワグマ）はシナモン色の場合もあれば、ブロンド色の場合もある。色に関係なく、彼らはその日によって魚や小型の哺乳類と同じくらい頻繁に漿果や木の実から栄養を得る。彼らは人型生物の収容所などから食べ物を見つけると盗み出す。ブラック・ベアは捕食者だが、他のベアより臆病だ。自分や子供を守る場合を除き、ブラック・ベアは争いを避け、退却できない場合にのみ戦うことが多い。
“知識の想起”――動物（〈自然〉） : DC 16
一般的な知識 : DC 14
専門知識 : DC 11

ブラック・ベア Black Bear クリーチャー2

N 大型 動物

出典 Bestiary 2 36ページ
知覚＋8；夜目、鋭敏嗅覚（不明瞭）30フィート
技能 〈運動〉＋9、〈生存〉＋7
【筋】＋3、【敏】＋2、【耐】＋3、【知】－4、【判】＋1、【魅】－2

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AC 18；頑健＋11、反応＋8、意志＋5
HP 32

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移動速度 35フィート
近接 [one-action］ 顎 ＋9［＋4／－1］、ダメージ 1d8＋5［刺突］
近接 [one-action］ 爪 ＋9［＋5／＋1］（機敏）、ダメージ 1d6＋5［斬撃］、加えてつかみ
虐待屋／Mauler ブラック・ベアは自分がつかまれた状態にしたクリーチャーに対するダメージ・ロールに＋1の状況ボーナスを得る。

ポーラー・ベア Polar Bear

　ポーラー・ベア（ホッキョクグマ）は、目、唇、足の指の腹が黒く、青白い毛皮で知られている。彼らは積極的に捕食するクリーチャーで、陸上や凍った海の氷の海を越えて何マイルも獲物を追跡する。彼らはまた、流氷の上で休んでいるアザラシを待ち伏せするために水から飛び降りる、驚くべき待ち伏せ型の捕食者でもある。止むに止まれなくなれば、ポーラー・ベアは他の動物だけでなく、人形生物も狩る。
“知識の想起”――動物（〈自然〉） : DC 20
一般的な知識 : DC 18
専門知識 : DC 15

ポーラー・ベア Polar Bear クリーチャー5

N 大型 動物

出典 Bestiary 2 36ページ
知覚＋12；夜目、鋭敏嗅覚（不明瞭）60フィート
技能 〈運動〉＋14、〈隠密〉＋10 (氷や雪の多い場所では＋14)、〈生存〉＋10
【筋】＋5、【敏】＋1、【耐】＋5、【知】－4、【判】＋1、【魅】－1

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AC 22；頑健＋14、反応＋10、意志＋10
HP 73

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移動速度 35フィート、水泳15フィート
近接 [one-action］ 顎 ＋15［＋10／＋5］、ダメージ 2d8＋7［刺突］
近接 [one-action］ 爪 ＋15［＋11／＋7］（機敏）、ダメージ 2d6＋7［斬撃］、加えてつかみ
虐待屋／Mauler ポーラー・ベアは自分がつかまれた状態にしたクリーチャーに対するダメージ・ロールに＋3の状況ボーナスを得る。
急所攻撃 ポーラー・ベアの“打撃”は立ちすくみ状態のクリーチャーに追加で1d6の［精密］ダメージを与える。

追加の知識：復讐の獣 Vengeful Beasts

　ポーラー・ベアは、自分を苦しめたり傷つけたりした人に特別な関心を持つことで知られており、時には個々の狩人が自分の村に戻ってくるのを尾行し、数日間にわたって彼らだけを追跡することもある。これは、狩人がポーラー・ベアの仲間や子供を殺したか、ポーラー・ベアが追跡していた獲物を取ったために起こることがある。このような行動をとるポーラー・ベアは、より簡単な獲物を無視して、選んだ目標に専念する。