バトオペの特徴
機体属性と三すくみを理解しよう
まずは上の図を見て下さい。
本作の機体は
【強襲】【汎用】【支援】という3つの属性に分かれており、得意分野が大きく異なります。
また属性間で有利・不利が存在し、ダメージ量が大きく変化します。相手の機体の見た目や与えたダメージから判断して、不利な相手は避けて味方に任せるといった行動も時には必要になります。
- 強襲
- 接近戦に強く、機動力に優れた機体が中心。
- 支援に強く、汎用に弱い。
- 汎用
- 射撃能力・格闘能力・機動力のバランスが取れた機体が中心。
- 強襲に強く、支援に弱い。
- 支援
- 機動力で劣るが、射程が長かったり射撃戦に優れた機体が中心。
- 汎用に強く、強襲に弱い。
よろけとダウンを理解しよう
- 本作の戦闘システムの最大の特徴の一つとして
よろけ
状態があります。(その場で立ったままふらつくように脚部を動かし、何もできない状態)
敵に対してバズーカやキャノン砲などの拘束力の強い射撃や格闘攻撃をあてることで
敵を一定時間行動不能
にすることが可能です。
-
よろけ状態
になると数秒間行動が不能となり、移動も攻撃も出来なくなります。その間は攻撃を受け続けることになります。
- よろけよりも更に強い攻撃を受けると機体が
ダウン状態
となり、よろけ状態よりも長い間ダメージを受け続けることとなります。
(名称通り、地上戦では地面に倒れてしまい、一定時間起き上がれません。宇宙戦では敵の攻撃でくるくると回転した後、仰向け(?)の状態で一定時間静止した状態になります)
- よろけ状態を1機で作り続けることは困難ですが、
味方と連携
すれば敵を長時間よろけさせ続けることが可能なため、こちらはダメージを受けずに敵を一方的に攻撃して撃破することも可能です。
- つまりバトオペでは
数が多い方
が圧倒的に有利なのです。1機で無双するなんてことはまずできません。如何にして
敵より数が多い状態を作り出すか
、
敵をよろけさせ続けることが出来るか
が勝つために大事なのです。
- 複数の味方で少数の敵を囲んでいる状態では、距離によっては近接攻撃で味方をダウンさせてしまいます。(無敵時間は発生しません)
従って、複数の味方で少数の敵を囲んでいる場合は、
1.味方を巻き込まないよう射撃で脚部や頭部に攻撃を集中させる。
2.その場は他の味方に任せ、他の場所へ援護に向かったり、近場の中継点を占拠しに向かう。
というように、連携を重視した立ち回りをしましょう。
単独行動は厳禁!
- 数的優位状態を作り出して敵をよろけさせることが勝利への近道です。よって
単独行動
はもってのほかです。
- あなたが1人でトコトコ爆弾設置に行ったとしましょう。その間味方はどうなるでしょうか?味方は敵より1人少ない状態で戦い続けるハメになります。数が多い敵によろけをドンドン取られて一方的に撃破されて全滅してしまいます。
基本的に単独行動はしないこと!
MSで出来ることと歩兵で出来ることを理解しよう
基本ルールを理解しよう
ベーシック
一般的なチーム戦で、中継地点とは別に各チームのスタート地点に拠点が存在します。
拠点に爆弾を仕掛けて爆破することで大量のポイントが獲得できます。
拠点はMSによる攻撃でもダメージを与えることができますが、非常に硬く現実的ではありません。
エースマッチ
ベーシックルールと異なり、最奥部の拠点に爆弾を仕掛けることができません。(敵の機体を乗っ取ることもできません)
その代わり、
残り時間3分になると各チームのうちランダムで1人がエースとして指名されます。
エースが敵機を撃破するとボーナスポイントを獲得
できますが、逆に
エースが撃破されるとポイントを大量に取られてしまいます。
エースの撃破はベーシックルールにおける拠点爆破並みのポイントを得られるため、エースに指名された人は慎重に立ち回る必要があります。
また、エース以外の立ち回りは、敵機にダメージを与えて
エースにとどめを任せる
、
エースが撃破されないよう立ち回る
ことが重要です。
MSの操作
基本はバズーカ→下格闘攻撃
- 通称
バズ下
と云い、バズーカで
よろけ
を取った後に
下格闘
を当てて敵をダウンさせ、敵の数を一時的に減らすコンボのこと。
ダウンさせることで追撃も安定して入るためにコンボダメージも伸びますし、相手の数も減って味方が有利になります。
- 地上でのバズーカ持ちの汎用機(通称・バズ汎)の役割はこの
バズ下
で
疑似的な数的に有利な状況
をつくりだし、味方の戦線を維持し続けることが大事です。いくら強力な味方支援機がいても、前線の汎用機が戦線を維持しないとその火力を発揮することが出来ません。
- バズーカを当てる際には敵の足下に落として爆風に巻き込むようにしましょう。機体に直接あてるよりも爆風に巻き込んだ方がよろけを取りやすくなります。
- 下格闘は「左アナログスティックを↓に入力しながら格闘攻撃」を行うことで繰り出すことが出来ます
- バズーカを撃ってよろけを取った後で下格闘を確定で入れるタイミングはシビアです。バズーカを撃ったら着弾したかどうかの確認はせずにすぐに格闘武器に切り換える癖を付けましょう
射撃攻撃
自機の主兵装はよりレベルの高い物を購入したり、装備可能な別種の物を購入すれば持ち替えることができる。
マシンガン系、および一部のビーム系の銃器には自動照準補正(ASL)が搭載されているが、搭載されていない物もあるので、自機のカスタマイズ画面で兵装の説明文を確認してみよう。
その上で、特に連射のできないビーム系銃器でのエイミングに自信のない場合は、初代バトルオペレーションでは有用だったバスーカ系兵装を購入してみるとよいかも知れない。
バズーカ系は当たり判定が広いので、敵機の足下を狙って撃ち、相手がよろけたところをブースト移動で近づいてから近接武器兵装で格闘攻撃を行うのが、初代バトオペではスタンダードな立ち回りだったので、今作でも有用だと思われる。
(ブースト移動から着時に格闘攻撃やタックルを隙なく行うには、機体スキル『
高性能バランサー』が必要です)
格闘攻撃
機体ごとにモーションやリーチが異なるので、まず演習にてどのような挙動かを確認し、確実に当てられるようにしておきたい。
(例えば先行量産型ゲルググの下格闘攻撃などは、ビーム・ナギナタを斜めに振るので、ダウンした敵機にはそのままでは当たらない場合がある、など)
自機と敵機の彼我の距離から当たらなそうに見えても攻撃が当たる場合があるので、間合いの取り方にも気をつけよう。
左アナログスティックをいずれの方向にも倒さずに格闘攻撃を行うとN格闘となる。
攻撃時の出が早く、威力、範囲ともに標準的。
左アナログスティックを左or右方向に倒しながら格闘攻撃を行うと横格闘となる。
出が少し遅く威力も落ちるが、広い攻撃範囲が魅力。
横並びに固まっている複数の敵機や、横方向にブースト回避をする敵機にも当てやすい。
左アナログスティックを下方向に倒しながら格闘攻撃を行うと下格闘となる。
攻撃時の出は遅いが威力は高く、当たると相手はダウンする。
大振りなモーションであるためカットされやすく、カウンターも食らいやすい。
逆に言えば、スラスターゲージが残っていて硬直していなければ、敵の下格の出始めを見てからカウンター(タックルを当てる)のも、比較的やりやすい。
食らった相手は長時間操作できないため、冷静な状況判断を許してしまうことになる。さらにダウン後は無敵時間が付与されるため、連携が途切れて相手を逃がしてしまったり、爆弾設置や中継奪取の選択肢を与えてしまったりすることも。FFして味方同士でダウンしてしまったら目も当てられない。
周りの状況を考えて、振る振らないの判断が出来るようになれば、味方らも一目置かれるだろう。
MS戦での基本戦術
基本的な立ち回り
- 基本的に、常に集団で行動し相手よりも枚数有利な状況を意識する。
- 修理は極力せずに前線維持に努める。
汎用機で前線を構築し、維持しよう
汎用機・強襲機・支援機で役割分担しよう
- 汎用機の主な動きは前線の維持ですが、味方支援機を狙う強襲機にも気を配りましょう。
基本的に高所に陣取る支援機は目立つため、位置が割れてしまうと敵強襲機に背後に回り込まれて撃破される可能性が高いので、援護が必要な場合があります。
特に、ミニマップに映らないステルス強襲機には弱いので、視認したら味方支援機に近づかれる前に牽制しておきましょう。
- 強襲機は敵の支援機を牽制しよう。
無理に近づいて撃破しようとはせず、近づく素振りを見せつつ、射撃武器で攻撃するだけでも牽制になり、味方への被害を減らすことができます。
もちろん、好機と感じたら倒しに行きましょう。
敵に集中攻撃しよう
支援多めの編成では防衛戦術が基本
強襲多めの編成では吶喊戦術が基本
高所を確保しよう
- ビルや丘など高低差がある地形の場合には
上と下
どちらに陣取って撃ち合うべきだろうか?
- 答えは
高所
。可能なら高所に陣取ると良いだろう。
- 自分は上から上半身だけ出せば敵の姿全体を一望することが出来、敵に狙いをつけて撃つことが出来る。
- また、バトオペにはバズーカやキャノン砲など
爆風持ちの武器
が多い。敵の足下めがけて適当に撃てば、例え直撃しなくても足下で爆発した爆風によって敵をよろけさせることができる(
爆風引っかけ
と呼ぶ)。
- 一方で低地に陣取った敵からすると、稜線からはみでた上半身に直撃させないとこちらを攻撃することが出来ない。地面を狙った爆風引っかけはもちろん下から上には行うことが出来ない。
歩兵での戦闘
中継制圧と維持
このゲームでは、中継地点の制圧はMSを降りたパイロットでしか出来ません。
そのため、前線の制圧には援護もしくは敵を引き付けて囮になってくれる味方の協力がほぼ必須となります。
拠点爆破と解除
ベーシックルールでは、両陣営の最奥部に補給艦型の拠点があり、MSから降りて爆弾を仕掛けることができます。
爆弾のタイマーは1分(解除に約10秒かかるので、実質約50秒)で、爆破に成功すると撃破数機分の大量のチームポイントを獲得できます。
ただし、MS戦の戦力が拮抗しているときに1人が抜けて爆弾を仕掛けに行くと、戦線が崩壊してしまうリスクがあります。
爆弾を仕掛けに行く余裕があるときか、もしくは拠点爆破するくらいしか勝ち目のない時に狙ってみるといいでしょう。
なお、エースマッチでは拠点は存在しますが爆弾を仕掛けることはできません。ルールはちゃんと確認しましょう。
開幕に爆弾設置(初手ボマー)を狙う行為が嫌われる理由
分かりやすく箇条書きにすると、以下のようになります。
- 前述の通り、1人が爆弾設置に向かうということは、その間戦線は1人不利な状態で戦うことになる。
- 拠点爆破成功による獲得ポイントはMS撃破約3機分強。
- つまり、誰かが爆弾を設置して戦線を離れてる間に味方が3機多く倒されると、結果的に何の得にもならない。
- 1対2ではほぼ勝ち目のないこのゲームにおいて、1人不利の差はかなり大きく、実際には「爆弾設置してる間に味方が壊滅してる」ということも珍しくない。
- また、残り時間が少なくなると拠点の重要度が高くなるので、初期に爆破するよりもスコアが高くなります。(つまり、後々逆転するor逆転される可能性にもなり得ます)
重ねて言いますが、この文は爆弾を設置する行為自体を否定するものではありません。
一発逆転の要素がある拠点爆破ですが、状況を考えて実行しなければ、逆に不利になってしまうリスクある行為だということを認識していただきたいです。
爆弾を設置するには
敵拠点までの移動時間
と
爆弾を設置する為の時間
が必要ですが、それに加えて
設置後に爆発するまでの時間(一分)
が掛かります。
つまり、終了間際に爆弾を設置に行っても間に合わない場合があるため、必要な時間配分を考えて行動しましょう。
また、終了間際に自分の拠点に爆弾を設置された場合も同様です。画面上部に表示されている爆発までの残り時間と試合の残り時間を確認した上で、拠点までの移動時間を考慮して行動しましょう。
歩兵の飛翔高度には限界がある
マップ
港湾基地の中央にある発射場付近の窪地など、歩兵やワッパ搭乗時に最大高度まで上昇しても登ることはできない箇所が存在する。その場合には斜面やスロープを利用して移動しないと中継ポイントに戻ることが出来ないので注意しよう。
その他
リスポーン画面は、戦場を俯瞰で見ることのできる貴重な時間でもある。
味方HP、敵の動き、敵支援機の位置などを把握しよう。
(リスポーン時の全体マップでは、敵の機体は豆粒のように小さく表示されており、攻撃時にチカチカ光って見えます。非常に見辛いのですが、味方機の近くにいる敵機は比較的見つけやすいので、少なからず戦況の把握は可能です)
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