特徴
- 軍港以来の完全新規マップ。市街地近郊に組み上げられたMS用塹壕エリアをイメージした作りとのこと。
- 一辺1000mほどの四角形のフィールド。広さは北極基地と同程度。高度制限が低く、最大高度でビルより少し高い程度。
- またスタート位置も両軍ともに近く、ほぼ400m以内から戦闘スタートになる。隠れられる障害物も少ないので、スタート同時にほぼ開戦となる。
- 地形自体は中央のガウの残骸を中心に点対称になっている。
- 視界&射線が通りにくい「塹壕」部分と、視界&射線が通りやすい「地表」部分というレイヤーに分かれている。
- 「塹壕」は入り組んだ地形となっており、通路になっている部分はワンジャンプしないと飛び越えられない程度の高さがある。
- 交差点や広場や閉所になっている場所には地形が崩れて土砂が積もっている部分があり、その土砂部分からなら「地表」部分へと歩いてでも辿り着ける。
- 塹壕の幅はMS1機分程度と狭い。また直線が意外と多く、塹壕内では回避や防御が難しい。特に地表からは一方的に狙い撃ちされるリスクが有る。
- 狭い部分は高速移動速度170以上のブースト移動なら飛び越えることが可能。だが、幅や機体サイズ、高速移動速度によって渡れるところと渡れないところがあるため、過信は禁物。
- 「地表」は障害物が極端に少なく、かなり平らな地形。マップ中央には遮蔽物として使えなくもないビルは少しある。
- 射線が通りやすいため、射撃攻撃を受けやすいデメリットがある。特に東西の端にある丘からはほとんど丸見え。
- 地表部分自体はそこそこ広いが、塹壕によって島のように寸断されている。中央の島が一番広く、その周辺の島は少し小さめ。
- 塹壕に対しては射線を通しやすく、立ち位置によっては一方的に射撃することも可能。
- マップ中央には2つビルが、東西の端には一段高い丘が存在しており、そこは高台として使え狙撃ポイントになる。ただし狙撃する側も丸見え。
- 一部には機体が2機くらい入れる蛸壺壕がある。脚部を守りながら撃つには使えるかもしれないが、立ち止まるといい的になるので、何らかのよろけ対策などを講じた上で利用したい。
- 夕方のような時間帯で、雨が常に降っているのもあって視界不良。色合いをマップに合わせてあると視認しづらい。
- 本拠点前にはそれぞれ61式戦車が1台づつ配置されている。
本拠点・中継地点
- 南北端の中央にそれぞれの本拠点が塹壕内に存在する。
- 本拠点間の距離は1000m程度。間にはガウの羽らしき障害物があるため、本拠点から敵本拠点を直接狙うことは出来ない。
- だが上記の狙撃ポイントからは狙い放題。狙撃ポイントから本拠点までの距離は550m程度なので、それ以上の射程を持つ武装なら本拠点直接攻撃も可能。
- 本拠点の上に乗っても地表とさほど高度が変わらないため、上に乗る利点はほぼない。また本拠点周囲は窪地になっている上に狭く、籠もるのに全く向いていない。
- 本拠点から敵本拠点に向かって斜め左に進むと、中継点A/Bが存在する。
- 塹壕沿いに進むと大回りする必要があるため、向かう場合は地表を進むのが効率的。ただし敵中継点C/Dの近くである上に地表にむき出しの状態であるため、占領には高いリスクが伴う。
- 戦場が狭く、また中継点もむき出しのために支援砲撃要請するにも邪魔されやすいなど使いにくい。
- 本拠点から敵本拠点に向かって斜め右に進むと、中継点C/Dが存在する。
- 塹壕内にあるため中継点A/Bに比較して安全に占領しやすい。物陰にあるため、支援砲撃要請ポイントとしても使いやすため、中継点としては優先度が高い。
- どちらにしろ開幕では敵がすぐ近くにいるため、占領は後回しの方が良い。
全景マップ
- 出撃位置。編成での番号順で位置固定。
- ①②③が「塹壕」に降り立つ。②は地表にすぐいける傾斜付近。
- ④⑤⑥が「地表」に降り立つ。
風景
- 中継A/Bは「地表」、中継C/Dは「塹壕」に存在する。
- 蛸壺壕。入ってグレポイしたくなる形状。伏せながらグレポイ出来ないのが残念。
戦術・立ち回り
- かなりの射撃戦マップ。コストが低いうちは兵装全体の射程が短いため接近もそれなりにしやすいが、コストが上がれば上がるほど開けた地形が遠距離射撃に噛み合い、接近戦を行おうにも接敵前に被ダメージが増えてしまいがち。そのため中央を挟んだ位置からあまり前に出ず、徐々にラインを上げていくことになる。
- 開幕では自身の部隊番号に関連した位置に散開して出撃するため、自身の部隊番号と出撃位置を把握しておくことが大事。
- 特に3番、5番のプレイヤーは孤立しやすい位置に出撃するため、開幕後はすぐさま味方との合流を優先する必要がある。この時、支援機などの足の遅い機体だと合流前に袋叩きに会いやすいため、3番・5番プレイヤーは支援機での出撃を控えることを推奨する。
- 散開しての出撃だが、単独で行動していると敵の集中砲火の的になりやすいため、まずは味方との合流を優先する。ある程度群れていたほうが、敵の射線がバラけやすく、集中砲火のリスクを下げることが出来る。
- 合流ポイントとしては中央の島、敵本拠点向かって右側に集合するのがおすすめ。このポイントは敵本拠点側を警戒しやすく、同時にそこそこ広い足場と背後の丘によって効果的に部隊を展開しやすい。とりあえず、開幕は機体を右に向かって全力で移動させれば間違いはない。
- 中継があるとないとでは雲泥の差になる。拠点からの再出撃は塹壕側かつ地表へ即行くにはジャンプがいるような場所のため、押し込められたら対処が非常に困難。最低でも中継1つは確保しないと相当辛くなる。
- 中継はA/Bが編成で5番の人、C/Dが編成で2番の人が、開幕の出撃位置が中継にかなり近い。この番号の人なら即確保は可能な範疇。特にC/Dからは高台も近い位置にあるため優先的に取っておいて損はない。
- 乱戦にはなりやすいが、東西の丘の上が狙撃ポイントとして使いやすく、そこに射撃性能の高いMSを配置し、他のMSがそれを援護すればかなり有利に立ち回ることが出来る。
- 味方がバラバラになりやすいマップゆえ、追えば追うほど敵の合流が多くなり損をしがち。上述の狙撃地点を中心に、中央や中継付近までを戦線として待ち構えてたほうが味方の連携が取りやすい。
- また塹壕は意外と身動きが取れなくなるため、頻繁な使用はリスクが高い。下手をすると地表の敵機から一方的に狙い撃ちされるため、能動的に使うにはスキル「ステルス(ただしLv2以下は効果薄い)」や「偽装伝達装置」など相手に気づかれないムーヴが必要。戦闘中に落ちてしまったら、できるだけ早く地表に復帰したい。
- ただ、角を利用した射線切に使えなくもない。交差点部分は比較的に障害物として使いやすいため、逃げ込むならそこら辺を利用したい。
- 飛行可能機体は意外と有用。無闇に高く飛ぶと撃ち落とされてひどい目に遭うが、塹壕側から低姿勢移動→地表側へ飛び出って攻撃→逃げは塹壕側へ滑り込む。といった塹壕の有効活用をすると射線を切りながらの攻撃から帰還までが成立しやすい。
- 拠点周りが対峙するのに向かないため、初動で強引に突撃して閉じ込めてしまうという作戦もあるが、リスク・リターンが大きい。
機体別の戦術
強襲機
- 機体チョイスとしては見晴らしの良い場所ゆえ格闘特化機で突っ込んで荒らしやすく思えるが、意外とそうでもない。
- 起伏に富んでいる都合、コンボで火力を延ばすタイプは塹壕側に足を取られてコンボが途切れる可能性がある。見晴らしが良すぎるゆえカットが飛んできやすいのもあるので、ワンコンボで瞬間火力出せるタイプのが相性は良い。
- 格闘特化過ぎると戦線が膠着した時に敵支援機に対して何もできなくなることが多い。そういう状態では味方含めてじわじわ削られてしまい、倒しにいけるチャンスも減ってしまう。
- 敵支援機に辿り着けなくても牽制はしなくてはいけないので射撃性能の高い機体と相性は良い。
- 乱戦マップではあるが、敵支援機を狙うのには結構苦労する。違う島にいたり高台に陣取ったりしている支援を汎用が守るような動きをされていると途端に手を出しにくくなる。そういう状況を無闇に突っ込んでも打開にはならない。味方とラインを押し上げつつだったり、左右から回り込んだりと、ヘイトを分散するよう立ち回ろう。
- ステルス機なども本拠点から出撃して敵部隊側面に回り込みやすい。ただ、味方の援護の届きにくい場所なので、ステルス失敗すると味方の足を引っ張ることになるなどハイリスク・ハイリターン。
汎用機
- 射撃・格闘ともに出番が多いため、バランスの取れた機体のほうが使いやすい。特に格闘特化の機体は敵との相対位置によっては不利になりやすい。
- 基本は味方支援機や強襲機と組んで行動するのが理想的。
- 前に出過ぎてもろくなことにならないのは他マップと変わらない。連携を重視した立ち回りを考えよう。
支援機
- 長射程高火力機体も割りと相性良し。狙撃ポイントで味方と連携した場合は洒落にならない火力を発揮できる。
- タンク系やスナイパー系なら、狙撃ポイントから戦場全体に攻撃を届かせることも難しくない。状況が許すなら積極的に狙撃ポイントを活用したい。
- ただし相手からも丸見えで詰め寄られやすいマップゆえ妨害されやすい。対策となる機体固定装置等のよろけ耐性や、回転率が良く連続拘束出来る複数兵装持ちでもない限りは常時陣取るのは難しい。
- 射程550以上の射撃兵装持ちであれば、狙撃ポイントから敵本拠点を狙い撃ち出来る。とはいえ丸見えゆえ拠点破壊まで撃ち続けるのは難しい。
- 味方汎用機に随伴しての火力補助支援も相性良し。味方汎用機のやや後ろからカットや削りを遺憾なく発揮出来る。
- ただし兵装射程が短すぎると、自分が最前線に立ってしまったという状況が発生しやすくなる。味方汎用機のやや後ろをキープできる射撃兵装が複数欲しいところ。
- 乱戦はそれなりに起きるので逃げられる程度の脚は欲しい。とはいえ陣取り続けるなら味方も近いので必ずという程ではない。
歩兵
- 本拠点から中継A/Bまでは地表を通って20秒程度。中継C/Dまでは塹壕を通って25秒程度でつく。
- 本拠点から敵本拠点までは地表を移動して50秒程度。MSに踏み潰されるリスクも高いが、本拠点爆破は狙いやすい。
- 地表の島から島に移動するには塹壕を飛び越える必要があり、スラスター残量には気をつけたい。
- MSから脱出しても近くに中継や本拠点があるため、積極的に脱出して中継確保や拠点爆破を狙ってみるのもいいだろう。
- 支援砲撃は可能。高台陣取ってる支援機どかすのに使いたい。
アップデート履歴
- 2022/09/29:新規追加
- 2024/06/27:MAP改修
- 全体的に暗く、爆発やビーム等のエフェクトなどが眩しく感じられていたため明るさを調整
- 東西にある高台の調整。崖の形状を変更して攻防どちらの射線も通りやすくなるよう改修
- 中央付近に瓦礫などの遮蔽物を新たに配置
- 2024/08/22:不具合修正
- 機体撃破時のエフェクトの光量が強すぎたため修正
- エリアの形状と実際の当たり判定が一致していない箇所があったため修正
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最終更新:2024年08月22日 20:18