特徴
- エリアの大半を
水中(海)
が占めるマップ。
- かなり広い。A拠点からB拠点で約1500m。全体で言えば縦3000m横2000m程度はあり、港湾基地と同程度の広さ。港湾基地より使用する戦場が広いため、より広く感じる。
- 高低差もかなりのもので、軍用艦上から一番深い所までで約400m程度はある。水中に目が行きがちだが空の天井もそこそこ高く、岸のクレーンより少し上にあるので海底との高低差はかなりの距離になる。
- マップは南に移動するほど平坦な浅瀬となり、北上するほど深く、高低差が大きくなる。
- マップ上には4隻の軍用艦が浮いている。軍用艦と軍用艦の間や、岸との距離はそこそこ遠く、空中制御プログラムまたは可変機でなくては、軍用艦の上を満足に渡り移動することはできない。
- 4隻ある軍用艦はどれも破壊可能。残骸は海底に残らず消滅する。HPはコストで変動しない40000固定。破壊時の爆発によろけは無い。
- 軍用艦はリペアツールで修理可能。
「工兵、来てくれ!」。また軍用艦もMSのようにHPの減りに応じて火花が散ったり煙が出たりといったエフェクトが出るのだが、リペアツールで完全回復させてもエフェクトは消えない。
- 本拠点にはほとんどジャンプでしかアクセスできないが、D中継方向側にはスロープがあり、そこを利用すればジャンプせずに本拠点にアクセスできる。また南側はマップ端まで陸続きになっている
- ただし、壁があるためD中継のある付近まで回り込む必要がある。南から上陸して北上する場合は、障害物がないために射程が活かしやすい。
- 中継地点は、本拠点から敵本拠点まで真直ぐ移動する途上の海中に中継点A/Bがあり、マップ中央南の海中に中継地点C、マップ中央北側の小島の上に中継地点Dが存在する。
- どの中継地点も物陰にあるために占拠を邪魔されることは稀。
- 中継地点A/Bからは、中継点Cのほうが僅かに近い。
- 水中にある中継地点はリスポーンするときの着地までが、高さと水のせいで普段よりも時間がかかる。そのため、リスポーンポイントとしては中継点Dが僅かに使いやすくはなる。
- 水中で一番標高が高いのが中継A/Bの側にある山の上。登りやすいため安置にはならないが、比較的狙撃に使いやすい。
- クレーンと灯台の上は乗れる。誤って歩兵で降りると高度が足りずに上に戻ってこれないので絶対降りないこと。
- このマップの特殊機能として、水中からジャンプボタン長押しで最大溜め時に倍以上の距離を飛翔できる仕様になっている。これによって海底からでも空母上や陸上にアクセスしやすい。長押しでフルまで溜めなかったり、地上でジャンプした場合は従来通りとなる。
- 高速移動の遅い支援機では他の機体と比べて地形に引っ掛かりやすい。大ジャンプして移動した方が効率が良い場合もある。水中適正機なら水中落下中に高速移動もできてさらに飛距離が伸びる。実際ものすごい距離を飛べる。
全景マップ
風景
「水場」について
- 環境「水場」では、特殊な補正が発生する。
- 「水場」には、機体の一部が水に触れている「水接触状態」と、機体全体が水に浸かっている「水中状態」の2種があり、この2種状態でも補正が変わる。
- 「水中状態」は特に変化が激しく、スラスター消費量やビーム兵器のOH回復速度が軽減するメリットが出たり、足回りが悪くなる・レーダーの索敵範囲半減等のデメリットが出てくる。
- 環境適正「水中」を保有する機体はデメリットが無くなり、更に補正が上昇する恩恵を得る。
- 環境適正「水中」は、環境適正「地上」の効果と重複する。具体的には環境適正「地上」で上昇した値に、環境適正「水中」の補正が上乗せされる。
水接触状態の仕様
項目 |
適正無 |
適正有 |
スピード |
変動無 |
高速移動 |
旋回 |
水中状態の仕様
項目 |
適正無 |
適正有 |
ジャンプ・高速移動時のスラスター消費 |
-10% |
-20% |
高速移動使用時の固定スラスター消費 |
-10% |
-20% |
スラスターオーバーヒート時の回復速度 |
-10% |
ビーム兵器のオーバーヒート時の回復速度 |
-10% |
スピード |
-20% |
+10% |
高速移動 |
旋回 |
レーダー索敵範囲[陸上 → 水中] |
-50% |
レーダー索敵範囲[水中 → 陸上] |
-50% |
変動無 |
レーダー索敵範囲[水中 → 水中] |
-50% |
水場での落下速度 |
変動無 |
水場での落下中に高速移動 |
使用不可 |
使用可 |
水中で効果が変わる兵装
- 軌道変化(山なり→直線):実弾キャノン系
- 投擲時の投下距離が30%ダウン:クラッカー系、ハンド・グレネード系、燃料爆雷
- 使用不可:燃焼ダメージ系、拳部トリモチランチャー、スモーク・ディスチャージャー系
- 水上から水中に向かって発射した場合弾頭ダメージのみ入り、燃焼等の追加効果は発生しない。
- サイコミュの移動速度が微量低下:サイコミュ系
戦術・立ち回り
- マップの大部分が水中という事なので水中適正持ち機体を運用しやすい。また全体的に視界不良でレーダーが機能しにくいためにステルスや偽装伝達、高低差が大きいために可変機も使いやすいマップ。
- 逆にそういった特長のない機体はただ漫然とペナルティを受けるだけであり、普段よりも狭いレーダー範囲と遅い足回りでの戦闘を迫られる。
- 一方で視界不良なために観測情報連結による位置情報が有るかないかでは有る方が圧倒的に有利なため、支援機の重要性も他マップよりも高いといえる。味方にいるならしっかり守る、自分が支援機なら味方から離れないようにする立ち回りが求められる。
- 2024/02/22の調整以降は水中の移動負担が軽くなったので、水中適正持ちでなくても動きやすくなった。水中適正持ちは更に向上したので適正持ちが優位な点は変わらず。
- 戦場が広いために、味方同士で気を配らないとあっと言う間に孤立しがち。それは敵も同じであるため、本マップの肝は「如何に孤立せずに孤立した敵機を狩るか」にあるといっても過言ではない。
- 開幕では特に理由がなければ開幕は目の前の中継点A/Bの占拠を優先。その後は、比較的にリスポーンポイントとして使いやすい中継点Dを狙うことに成る。
- ただし中継点Dは多少使いやすいという程度なので、無理に取りに行く必要はない。また歩兵による奪取も十分に視野に入るため、空きを見てとりに行きたい。
- 中継点Cは中継点A/Bと比べても大したアドバンテージはないが、敵本拠点に陸路でアクセスするときの足がかりに使いやすい。水中から敵本拠点を攻めあぐねたときは、こちらから行くのもいいだろう。
- 水中は全体的に仄暗く、起伏が激しく高速移動でないと通れない部分も多いため全体的に視界不良で距離感が掴み辛い上にアクセス性が低い。加えて水中適正を持たない機体は機動力にペナルティを受ける。
- 前後左右に広いマップであるため、最前線に出なくては観測情報連結が機能し辛く、また狙撃機でも簡単に狙撃可能範囲から前線が移動するため、遠距離火力は活かしにくい。
- 逆に地上は極端に障害物がなく、平坦で空けている。身を隠すものがないために殴り合いになりやすく、また本拠点付近は周囲から丸見えであるために籠もるのに適していない。
- 環境的には適してはいないが、相手が来る方向がジャンプ必須の水中からか遠回り必須のスロープのため、相手側の攻める位置が視認しやすく、叩き落としてるだけでも相当有利に事を運べる。
- ある程度のスコア優位を取ったら拠点周りで防衛する戦術は、他マップよりやりやすいと言える。
- MAP中央に沈没船があり、これが戦場を分断する障害物として機能している。
- 沈没船の甲板が結構な高台で、傾斜やブリッジを遮蔽物にできるため、沈没船周辺を撃ち下ろすのに便利。ただ、割と近い位置に水中高台があるため、アンチスナイプもされやすい。
- 沈没船の船底と海底の隙間にMSが2機程度通れる隙間があり、ステルス機で裏取りする時に利用できる。が、完全にボトルネックかつ相手からは射線が通るため、初手でここから進軍しようとすると相手からクロスファイアを受ける羽目になる。
機体別の戦術
汎用機
- 2024/02/22以降は水中適正持ちじゃなくても普通に動かせるようにはなったが、水中適正機・可変機・偽装伝達機などの優位性はそのまま。
- 水中適正機は性能が尖っている為、どれを選んでも一長一短。ザク・マリンタイプは広いMAPと弾速の噛み合わせが悪い。アクア・ジムは火力がやや低い。ゾゴックは近接戦必須。ハイゴッグはその巨体が水中でも目立つ。水中型ガンダム、カプールは即よろけの手段に難がある。
- とはいえ水中適正のアドバンテージは大きく、元の耐久力も高いため、戦場の主力になるのはこれら機体となる。ある程度乗り慣れることを推奨。
- 足が速くなる為、初動でいつも通りの高速移動をすると前進し過ぎで孤立し易い。沈没船を超えると撃ち下ろしを受け易い地形の為、注意したい。
- 変形機であれば水中の移動に関する不利が少なく、攻撃即離脱から船や高台に着地して安全確保がかなりしやすい。マップの広さもあって水中適正持ちよりアドバンテージを取れると言っても過言ではない。安置になりやすい場所は演習で把握しておくこと。
- 水中適正機に蓄積よろけ持ちが豊富なので、見られている状態で変形するとあっさり撃ち落され、膨大な隙を晒すことになる。位置取りには気を使おう。
- 孤立しやすいマップであるため、常に周囲に気を配る必要がある。特に支援機を護衛する場合は機動力の低下している場合の多い支援機に合わせた歩調を必要とするため、進軍スピードのコントロールが難しい。
- 強襲機が動きやすいために、普段よりも一層の警戒を必要とする。強襲機を野放しにすると支援機を狩られて枚数不利になるだけでなく、強襲機の不意打ちは汎用機に対しても致命傷になるものが多い。
- ゾゴック、ハイゴッグなど、水中適正持ちで格闘判定「強」、高い蓄積よろけ値を持つ機体が強襲機の相手をしやすい。護衛に付けるならこのどちらかが良いだろう。
- 300コスト以下なら水中適正のある支援機が存在しない為、ザク強行偵察型で支援機の代わりをするという策もある。前線運用は必須だが、索敵範囲が狭い戦場ではザク強行偵察型の観測情報連結+スポットによるフォーカスは戦術的に有用。対汎用のアドバンテージを保つため、支援機+ザク強行偵察型の編成にするのも良い。
強襲機
- 2024/02/22以降は水中適正持ちじゃなくても普通に動かせるようにはなったので、足回りの良さは活かしやすくなった。
- 水中適正機であれば更に向上する優位性があるのは事実。水中機動射撃持ちであれば攻めに転じやすくなるのも利点。
- ただし、水中適正持ち機体の選出が多いのは相手側も変わらない。同じ土台の相手ということは実質的に陸上で戦っているのと変わらないとも考えられる。水中適正があるだけで優位に立てるわけではない。
- 視界不良なために動きやすい一方、マップが広すぎて孤立しやすく、また支援機を探すのに苦労する。
- ステルス機は一見視界不良で発見され難い様に見えて高台からは良く見える。目立ちにくいルート選択を身に着ける必要がある。また、450コスト以上になるとアンチステルス&水中適正を持つゾックが支援機として選ばれる可能性が高くなるため、立ち回りには注意が必要。
- 水中では大ジャンプ出来るため、上空からの滑空強襲などが可能。後方で支援機が孤立しているときなどに有効。
- 相手のレーダーには映るので護衛がいると特攻にしかならないが、ステルス機であればレーダーに捕捉されないので奇襲が効きやすい。ゾック、アイザックのアンチステルス、スポットには注意。
- 広いマップであるために純粋に格闘に偏った強襲機は運用が難しい。逃げる支援機の足止めの意味でも、ある程度はよろけ取り能力を持った機体が望ましい。
支援機
- 視界不良なために情報連結の重要性は高い。しかし水中適正持ちでない場合、レーダー索敵範囲が半減する都合、観測情報連結を活かすためには他のマップよりも前に出る必要性が高く、当然接敵率も高くなる。それでいて足回りにもマイナス補正がかかるので、味方から付かず離れずの立ち回りは大事。
- 陸上から水中を一望できるように思えるが、実際は透明度の問題で、海中にいる敵機を見る事はできない。観測情報連結でHPが見えていても、海中の地形も起伏が激しい為に狙撃はしづらい。
- オススメは水中適正持ちのジュアッグやゾック、範囲センサーやスポットによる索敵性能の高いアイザック、前めに出ても耐えられる耐久力がある機体等々になる。
- 汎用機の項目にもあるが、変形機であれば有利な位置取りがしやすい。
- タンク系を使って水中高台で長距離砲撃するのも一手だが、味方との連携が必須なため、野良ではやり辛い。
- スナイパー系も高台があっても起伏が多い海底に対し、水中高台の遮蔽物はその稜線しかない。チャージによる発光はいつもより目立ち、相手の反撃も受けやすく、詰められると逃げ道は丸見えになるため、運用は難しい。
- 味方拠点で防衛陣を張る場合は、普段の立ち回りで問題ない。最前線よりは少し下がってカットや火力出しに尽力しましょう。
- 敵本拠点を攻める場合は、南から北上するように攻めると射程を生かした戦いができる。
- 300コスト以下の場合、水中適正のある支援機が存在しない為、水中ペナルティを考えても支援機の運用がかなり辛い。ザク強行偵察型の観測情報連結+スポットで支援機の代わりをするという策もある。対汎用のアドバンテージを失うので支援機+ザク強行偵察型にするか、あるいは支援なし編成も考慮に入れる必要がある。
歩兵
- 相変わらずやることは中継確保、修理、拠点爆破になる。乗り物は何もない。
- 水中での操作は宇宙とほぼ同じになる。加えて、よろけなくなるというメリットと、回避が出来なくなるデメリットがある。
- 宇宙同様にスラスター容量が無限になるため、歩兵での移動は意外と快適。特に浅瀬を移動した場合はMSでの対処が難しく、本拠点から敵本拠点へもアクセスしやすく、拠点爆破も狙いやすい。
- ただし広いために点から点へ向かうにはそれなりに時間がかかる。
- 歩兵は陸上・水中どちらの状態でもレーダー半減効果を受けないで済む。陸上から水中は環境適正「水中」持ち機体でもレーダー半減してしまうので歩兵になれば入水する前に通常のレーダー範囲で確認出来たりする。
- D中継にある灯台の上あたりにも移動できるが、挙動が怪しくなるので演習以外では登らないようにしましょう。
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最終更新:2024年05月23日 02:08