特徴
- 無印判からリバイバルしたステージ。今作に合わせてアレンジが加えられている。
- A側の渓谷、C中継のある広場、B側の丘陵の3場面で構成されており、それぞれを細道で繋ぐ構成。ただしA側からC広場に向かう途中にある山はブースト移動で登れるため、A側からのほうがアクセスしやすい。
- B側とC広場を隔てるようにアーチが存在する。アーチをくぐる場合は狭いためボトルネックを起こしやすいが、アーチ上はそこそこの足場と良好な視界を確保できるため、狙撃ポイントに適している。
- A側からC広場に向かう細道を進まず、右にそれると高台があり、そこからはC中継付近を一望することができる。また本拠点からアーチに真っすぐ進んだところにある山からはアーチの出入り口が一望でき、アーチをくぐる機体を狙い撃ちにできる。
- A中継とB中継付近には両中継を結ぶような洞窟が存在し、途中にアーチ上へとアクセスできる縦穴が存在する。
- B側のB中継と本拠点の間の山、B中継付近のトーチカはジャンプで登ることが可能であり、山からはB中継一帯が、トーチカからはアーチ上とC中継広場の一部を射線に収めることができる。これにアーチ上を加えた三重防衛ラインがB側の特徴。
- AチームとBチームで全く地形が違うため、それぞれに適した戦術を要求される。
- 前作と比較すると障害物の背が低くなったり間隔が開いたりなど全体的に広く開放的になった。またブースト移動で登れる箇所も多くなったため、前作のようなアクセスの不便さや守りやすさは失われている。なによりアーチ上からステージをほぼ一望できるようになったため、アーチの存在がより重要となった。
- 2019/06/20にステージ改修が行われ、アーチ上に縦穴とA側から登るポイントを隔てるように壁が追加。またアーチの縦穴とは反対方向に、アーチ出入り口とC中継広場を結ぶ横道が追加された。
- これによってA側からアーチ上へのアクセスが難しくなり、縦穴からアーチ上で狙撃する機体を狙う場合は壁を回り込んで襲いかかる必要ができた。
- Bから横道を抜けるとすぐにC中継広場となる。アーチ横の山からは死角になっているが、A側から右にそれた高台からは丸見え。またC中継広場中央の大岩によってアーチ上からの援護を受けにくい位置にある。
- 逆にC中継から横道を抜けるとアーチのB側出入り口のすぐ目の前に出る。侵入経路は違えど、1度は同じ地点(アーチB側の出入り口付近)を通過するため、そこを重点的に防御すると侵入を防ぎやすい。
- 2020/01/30に再改修が行われ、アーチの下側の穴が広がり、横道のC中継広場出口に物陰ができた。
- アーチは複数の機体でも移動しやすくなったため、ボトルネックを起こしにくくなった。B側が出るのはもちろん、A側も少し広がって侵入できるようになっため、B側の籠り戦術にはマイナスになった。ちなみにアーチをくぐった所でAチームに待ち伏せされやすさは変わっていない。
- アーチ穴が広がったため、アーチ向こうを狙いやすくなり、B側山上やトーチカ上からの射撃範囲が広がった一方、アンチスナイプもされやすくなった。またB側横道の入り口が丸見えになったため、A側から狙撃しやすくなった。ちなみにアーチのC中継向かって左側の物陰は狭くなったので利用しにくくなった。
- 横道のC中継広場出口に物陰ができたため、A側支援機の待ち伏せによって一方的に攻撃されにくくなった。ただしA側高台に対して死角ができただけで、出入り口付近の攻防ではあまり寄与しない。
全景マップ
戦術・立ち回り
- Aチーム、Bチームで地形が大きく違うため、取りうる戦術も大きな差がある。
- 2019/06/20のステージ改修によってB側は大きな戦術の変化は無いが、A側に変化が必要になった。
- Aチーム
- 開幕はA中継を確保する1機と、アーチ上を制圧する1~2機を残し、後はC地点の占拠を優先する。主にA中継は足の早い強襲機が、アーチ上には汎用機体が向かうのが望ましい。ちなみに優先度はアーチ>C中継で、味方の動向如何ではアーチは放棄する。
- A側はステージ改修によってアーチ前の小山がA側からのみ使用しづらくなったため、アーチをくぐってきた敵の狙い撃ちや、A中継周辺での防衛戦が格段に難しくなっている。だが依然としてアーチをくぐるBチームへの待伏せは有効な上、2020/01/30の改修でBチームの横道入り口を狙いやすくなったため、集中砲火すれば序盤のダメージレースで有利になれる。
- Aチームのメイン戦術としてはAC地点を抑えて一時的に点数有利を作り、C地点の大岩を利用してアーチ上の敵機と射撃戦を行いつつ、焦れてアーチや横道からC地点付近に出てきた敵機の各個撃破となる。ここで大事なのはアーチ上の敵は牽制程度にとどめておき、如何に大岩を使ってアーチ上の敵の死角で戦うかである。
- 基本は迎撃戦になるため焦ってこちらから攻めてはいけない。特にアーチ上はA側からのアクセスルートが大きく制限される形になったため、数に物を言わせた占拠というのが難しくなっている。なのでアーチ上に支援機以外の敵が1機以上居る時は無視したほうが無難。
- この時支援機はC中継向かって右側にある小さな高台に移動し、アーチを迂回する横道を抜けて来ようとする敵機、アーチ上の支援機、アーチを潜ろうとしている敵機を牽制するのが望ましいが、正直忙しすぎるために基本はC中継広場での戦闘を優先し、迅速に突出してきた敵機を撃破することに集中する。
- 敵がアーチ上を放棄した場合は支援機や射撃に秀でた汎用機1~2機はアーチ上に移動し、トーチカ上や本拠点前の山の支援機等に睨みを利かせるといい。
- 逆にC地点がBチームに占拠され、奪還が無理な場合は本拠点まで後退することを推奨する。小山の改修によって小山はBチームの格好のスナイプポイントになった他、アーチ上からの視界も良好なためにA中継周辺での戦闘はAチーム側に大きな不利がつく。それならアーチや小山から死角になりやすく、そこそこ広い本拠点付近はまだマシな戦場だと言える。とはいえ本拠点まで追い詰められている時点で挽回は難しいと思うが、守り易いのがこのゲームの特徴であるため、後は各自の腕前でなんとかしたい。
- ちなみに開幕でアーチ前で戦闘するのは一番の悪手。アーチ前は敵支援機の射線が届きやすい上、アーチ上からの撃ち下ろしに会いやすい。加えて横道からC中継広場に出たBチームから挟み撃ちに会う可能性もある。アーチ前で戦闘するなら、C中継広場を完全に支配下においた後が望ましい。
- Bチーム
- B側は待ち戦術が有効になるのは低コストのときなため、基本はアーチから出てC中継を確保することが必要になる。
- B中継からアーチ付近は中央側から撃ちやすく、待ち構えられたら出ることもこちらが待ち受けるのも不利になりがち。待ち戦術では有利を取りづらい。特に高コストは体格が大きい機体が増えるため、ちょっとでもはみ出ようものなら砲火の矢面に立つことになる。
- C中継付近は地形的にA側が先に展開しやすい上、C中継を一望できるA側スナイプポイントと、アーチ上から死角になりやすい場所でもあるため、下手に切り込むと地形不利と枚数不利のダブルパンチで点数を献上してしまう恐れがあるが、それでもC中継を確保しないとかなり不利を背負うことになる。
- アーチ上を陣取る人も欲しいので、一人は割くこと。アーチから打ち下ろす場合は迂回路のC中継側出入り口や、C中継付近の高台に陣取っているだろう支援機を狙うと良い。もちろん不用意に姿を晒している敵汎用機は絶好の鴨である。一方で足場が狭く背後の壁のせいで爆風被弾しやすい、アーチ上A側の細道はあまり近寄るべきではない。またそこから登頂してくる敵部隊に関しては足場のせいでボトルネックを起こしやすいので、格闘型汎用機等が肉壁になり、支援機の援護もあれば、処理は難しくない。
- まっすぐC中継に向かう場合は、アーチと横道からの二面作戦が有効。もちろんアーチ組はAチームの待ち伏せに会いやすいなど不利な状況ではあるが、横道組がアーチ組に気を取られているAチームを挟撃できれば、一気に敵を殲滅しやすい。そのためにもC中継突撃ではC中継確保よりも敵殲滅が優先される。もしAチームを殲滅ないし撤退に追い込めたのなら、あらためてC中継を確保したい。
- C中継がなんとか確保できたならば、中央で待ち受けること。待ち構えて出る杭を打っているほうが楽。無闇に攻め入っても狭い地形に悩まされる。加えてA側拠点周りは、死角になる位置や、敵支援機が陣取りやすいミデア上など地形的には相手に有利な戦場である。よほど両軍に戦力差が無い限りは、おいそれと攻め込むとギリギリで逆転されかねない危険性がある。
- C中継を確保されアーチも突破されてしまった場合は、拠点まで下がってしまうのも良い。本拠点周辺はB中継付近から完全に死角になっており、しかも折れ曲がった進入路のためにB中継から増援が駆けつけにくいなど地形的な有利を取れる。
機体別の戦術
汎用機
- A/Bともに部隊の主力。
- Aチーム
- 開幕ではC中継の確保とアーチ上の確保を行いたい。優先度としてはC中継>アーチ上。
- 特にC中継付近は素早く展開しないと横道から侵入いてきたBチームにC中継付近を占拠されやすく、そうなるとC中継側とアーチ側からで挟み撃ちに会いやすく、一気に形勢不利に陥る。
- アーチ上は基本的に狭いので1~2機が向かう程度で良い。一度登ってしまえば左回りに責められるためバズなどで牽制は容易。また難しそうなら敵をこちら側に誘い込んでC中継の味方に撃ってもらったり、それも無理そうならさっさと放棄してC中継に合流したい。
- C中継付近の戦闘では横道から侵入してくる敵に集中。アーチ側からは距離がある上にアーチ上の射線に入りやすいため牽制程度でいい。敵がC中継に進出してきた場合は、頭数が揃う前に迅速に処理したい。
- Bチーム
- C中継を確保しにいきたいがバラバラになりすぎても無理。しっかりメンバー揃えて向かうこと。アーチの確保されるときついのでアーチ側1人は行っても良い。
- 基本行動範囲は味方支援機による敵HP可視範囲が活動領域。支援のフォローも忘れないようにしたい。
- 待ち戦術にする場合は、なるべく顔を出さないで、来そうになってる敵を追い払う作業になる。
- 敵がステルスによって後方に回り込んでくる可能性もあるため、後方にも注意を払いたい。
強襲機
- 基本的に敵支援機に手を出しにくいステージであるため、射撃能力を有した機体または汎用機にも致命傷を与えられるような機体以外は活躍が難しい。多くの場合も敵は汎用機になりがちなため、強襲機抜きの編成も一考の価値があるだろう。
- 開幕はどちらもA/B中継の確保、またはアーチの確保に向かうのが望ましい。アーチ確保に失敗した場合、またはアーチの人員が十分な場合は地上で味方汎用機のアシストに回るといい。
- 射撃能力の高い機体は敵支援機をアンチスナイプすると抑止できる。その場合もアーチ上は最高のポジションだと言える。
支援機
- Aチームではサポーター。Bチームでは守備の要となる。
- Aチーム
- 支援機の足ではアーチの取り合いに参加するのは難しいため、基本はC中継向かって右側にある高台に登り、横道からC中継に侵入しようとする敵の迎撃に当たる。とはいえ、これは汎用機がC中継に展開した場合の戦術であり、展開していない場合は早々に敵に遮蔽物を確保されていい的になる可能性もある。その場合は高台を放棄し、射線確保は難しいがA中継付近からアーチ上を狙うしか仕事はなくなる。アーチ前の戦闘に介入するのもいいが、足場が極めて不安定なため回避は諦めた運用が必要になる。
- C中継を確保できたなら後は敵支援機の位置を把握し、アンチスナイプすることを中心とする。B中継向かって右側のほうが射線は確保しやすいが、敵支援機の射線上でもあるので注意が必要。
- 基本的に下から上を狙うことが多くなるため、直射型かつ長射程武器を有する機体が望ましい。
- Bチーム
- 開幕ではアーチ上とトーチカ上または本拠点前の山上など、狙撃ポイントに素早く移動することが求められる。
- なるべくなら見下ろしで攻撃しやすいアーチ上に行きたい。
- アーチの横にある高台から、C中継とA側高台への牽制するのも有り。ただしA側から見られやすく、カットも飛んできやすいので長居はしづらい。
- トーチカ上は、C中継付近を撃ちやすくなるが、アーチの下側から見えてるためカットが飛んできやすい。
- 本拠点前の山からの長射程狙撃をしても良いが、メリット・デメリットがある。
- アーチ出入り口、横道、アーチ上、C中継の大岩向かって左側、C中継付近の高台などを射線に収められるため、Aチームの動きを大きく制限できるのがメリット。
- 高性能レーダーLv3でもないと観測情報連結が届かず、C中継周りも射程600m程度要り、C中継奥の高台となると650m以上の兵装じゃないと届かない。当然着弾距離も遠くなるため相手の移動読みが必須になってくるし、味方汎用が前に出ているなら味方をよろけさせかねないのがデメリット。
- ステルス機や強襲機のアンチスナイプが弱点になるが、支援機単体ではほぼ対処できない。そこは汎用機に支援要請を出したいところ。
- 上からの射撃が多くなることと、定点射撃になりやすいことから爆風持ち射撃と防御力が重視されがち。
歩兵
- 各中継間が広いため、中継から歩兵で敵中継を取りに行くのは難しい。
- C中継は横の建物の中からでも確保できる。また、建物の中に入って時間稼ぎすることも可能。
アップデート履歴
- 2019/04/25:アップデートにより、新規追加.
- 2019/06/20:マップを改修.
- 中継地点「B」「C」間にあるアーチの形状を変更
- 中継地点「B」と「C」を繋ぐ新たな通路を追加
- 中継地点「C」付近の大岩の形状を変更
- 中継地点「A」付近の丘の形状を変更
- 洞窟内部の明るさを調整
- 2020/01/30:再改修
- 中継地点BとCの途中にあるアーチの形状を変更。
- 中継地点BからCへの進行ルート上に、射線を遮る起伏を追加。
- 中継地点BからCへの進行ルートである裏道の形状を変更。
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最終更新:2021年06月16日 03:38