本ページのポイント
- PSの調子が悪いときはPS4/PS5のセーフモードメニューにある「データベースの再構築」や「キャッシュの消去」を行うと症状が改善することがあります.
- 「セーフモードメニューにある」ということは,普段は実行しなくていい機能ということです.
- OSに致命的な不具合がある状態で「データベースの再構築」を行うと起動しなくなることがあります.
- 「データベースの再構築」を実行する際には事前にセーブデータのバックアップを取るようにしてください.
「データベースの再構築」とは?
- Windowsでいう「デフラグ」や「Windowsの復元」のような機能です.
- ドライブをスキャンし,本体にある全コンテンツのデータベースを新たに作成します.
- ハードディスクを搭載したPS4であればデータベースを作り直す過程でデフラグのような効果が見込まれます.
メリット
- データベースを新たに作成する際にゴミファイルが取り除かれ,以下の改善が見込まれます.
- アクセス速度があがる
- フリーズ現象が改善する
- 起動が早くなる
デメリット
- OSが損傷している状態でこの機能を使うと最悪PSが起動しなくなることがあります
- ホーム画面のゲームの並びが初期化されます
- 作成したフォルダが消えます
どのようなときに「データベースの再構築」をやればいいの?
- 公式では以下の場合にのみこの機能を実行するよう推奨しています
- 本体の機能に問題がある場合
- ゲームを削除してもホームにアイコンが残ってしまう場合
- ゲームプレイ中に突然フリーズするなど断続的に症状が続いて困っている場合
- よって普段は実行しなくて良いです.動きがモッサリしているとか,挙動が不安定だと感じた際に実行しましょう.
実行する前の準備
- 最悪起動しなくなることがあります.バックアップを事前に行っておきましょう.
- トロフィーのバックアップ
- [トロフィー]を選択し、OPTIONSボタンを押して[PSNとトロフィーを同期する]
- セーブデータのバックアップ
- PS Plusに入っている場合にはオンラインにバックアップすることが出来ます.
- 入っていない場合にはUSBメモリなどを準備して事前にバックアップします.
「データベースの再構築」の実行方法
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セーフモードで本体を起動します
- 電源ボタンを3秒間長押しして本体の電源を切ります.
- 電源ランプがしばらく点滅してから電源が切れます.
- 本体の電源が切れたら電源ボタンを再び長押しします.
- 2度目のビープ音が聞こえたらボタンから手を離します(最初にボタンを押したときに1度目のビープ音が鳴りその7秒後に2度目のビープ音が鳴ります)
- USBケーブルでコントローラーを接続し,コントローラーのPSボタンを押します.
- メニューから「データベースの再構築」や「キャッシュの消去」を選択します.
- 再構築がはじまったら数時間待ちます.
- 1日経っても終わらない場合にはなんらかの不具合の可能性があります.
参考リンク
- セーフモードの説明
- Ask PlayStation JP
- セーブデータバックアップの仕方
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最終更新:2024年12月23日 02:13