機体概要

• 小惑星ペズンで開発された防空防衛任務用の機体。
• 地球連邦軍のガンタンクと同様に、歩行ユニットを持たず、３輪で走行する移動砲台であるが、分類上はＭＳとなる。
• 接地時は車輪での走行をメインとするが、４基の補助スラスターも装備され、機動性能は見た目以上に高い。尚、走行ユニットは高機動バーニアタイプへの換装も可能な拡張性のある設計となっており、宇宙における運用も想定されていた。
• 頭部の１８０ｍｍ砲と、腕部の１２０ｍｍ機関砲による火力を高い走行性能と共に活かすことができれば十分な戦果が期待できる。
• 簡易ＭＳ的な設計により、製造コストも低く、高い生産性を示したことから量産化が決定したものの、戦局と拠点防衛などの限定的な用途であることから大量生産には至らなかった。

機体属性・出撃制限・環境適正

数値情報

機体

パーツスロット

格闘方向補正

移動方向補正

主兵装

射撃

格闘

副兵装

180mm無反動砲

同軸機関砲＆頭部バルカンx2

スキル情報

強化リスト情報

備考

機体情報

• 『MS-X』より参戦。簡易生産型要塞防衛用MS。
• 小惑星ペズンにて極秘に行われていたジオン公国軍の兵器開発計画、通称「ペズン計画」にて開発された機体の1機で、主に防空を目的とした移動砲台主眼で開発されており、生産性を重視しザクⅡの半分以下のコストで生産が可能。その分、機体性能は控えめではあるが、移動砲台用途でなら充分と判断された模様。
• 頭部に「180mm無反動砲」を装備。右腕は「4連装120mm砲」が一体になっている。左腕は作業用途が主目的の「クロー・アーム」となっている。
• 移動は3つの車輪とスラスターで行う。これはMS操縦に不慣れなものでも楽に操縦できるようにするための配慮。本来は操縦手と砲手の複座式だが、本作では単独運用可能になっている模様。
• 一年戦争では目立った戦果は上がっていないが、生産性の良さかその後も使われていた模様。U.C.0096のOVA『機動戦士ガンダムUC』でも宙域戦用に脚部を大型スラスターに換装した空間戦仕様が登場している。
• 余談だが、ギガンには3種類のデザインが存在しており、現在よく見られる赤系統で塗られたデザインは『MS大全集』が初出、『MS-X』ではまず頭部と右腕の形状も違う全身緑に塗られたデザインが登場し、次にサンド・イエローに塗られたデザインが登場している。
• アニメ『機動戦士ガンダム』に登場予定はあったのだが、打ち切りが決まってお蔵入りになってしまった。お蔵入りになってなかったらガンダムと相討ちになるのはジオングではなく本機の予定だった模様。大量のギガンの砲撃に耐えられずという流れが予定されていたらしい。

機体考察

• 概要
  • コスト200～の地上・宇宙両用支援機。
  • 見た目でわかる通り、スキウレ乗車不可。
• 火力
  • 攻撃補正は、射撃寄り。射撃3：格闘1くらいの割り振りのため支援機としては格闘補正割り振り多めになる。合計値はコスト相応。
  • 射撃兵装は、ガトリング系挙動で射程の長い専用品を主兵装に所持。副兵装には爆風範囲付きでよろけの取れるキャノンと、よろけ値やや高めのバルカンと、近～遠距離の射撃に適した兵装揃い。
  • 格闘兵装は、細い左腕で殴るクローアーム。リーチは短いが下格闘が突進距離長めなので転倒狙いには使いやすい。
• 足回り・防御
  • 3輪走行の力なのかコスト帯の支援ではトップクラスのスピード持ち、旋回も高め}。高速移動は並で、スラスターは少ない。支援機内でも特に軽快な行動をしやすいが高速逃げは苦手。
  • 防御面は、HPは低い。耐実弾・耐格闘が均等で耐ビームが低い割り振り。合計値はコスト相応。体躯は小さい方だがHPの低さが顕著で貧弱と言えてしまう。
• 特長
  • 低コストでは貴重なスキル高性能AMBACLV2持ち。宇宙では旋回が少し上がる。
• 総論
  • キャノンでよろけ取りつつ主兵装で追撃というのはザク・キャノン等と似ているが、射程が長いので中距離以上からの後方支援が得意。
  • ガトリングは削りに適しているが、これだけ使っても味方の貢献にはなりづらい。しっかりキャノンを使ってよろけを取っていきたい。
  • 足回りは良好だが、耐久力は貧弱の一言に尽きる。これを立ち回りで補うにも限界があるので味方がフォローしてくれやすい立ち位置のキープは大事。
  • 後方からの射撃支援機で足回りも良いので初級者からでも扱いやすい。脆さを気にしすぎて後ろ過ぎてもいけないので攻防に適した立ち位置を覚えていこう。

主兵装詳細

• 4連装120mm砲
  • 右腕一体のガトリング砲。装備中は常にモーターが回転していて音が鳴る。
  • DPSは低めだが射程が350mあり、ばら撒きに適している。
  • 長射程の連射系兵装としては集弾性に優れており、非常に当てやすくなっている。
  • よろけ値は4％と低めであまり自衛には向かない。キャノンと絡めてこその武装と思おう。
  • リロードが長めなので、その間は副兵装のお世話になる。
• クローアーム
  • 左腕で直接殴る格闘兵装。名称は変われど、タンク系のアウターシェル・バレルらと同じ攻撃モーション。
  • 他のタンクとはN格闘だけ左腕で振りかぶり攻撃する違いがある。
  • タンク系では威力が特に高く、高性能バランサー持ちなので振りやすい方。
  • とは言っても連撃もなく威力もタンク系ではなので期待するほどではない。基本は寄られすぎた際の自衛用。

副兵装詳細

• 180mm無反動砲
  • 頭頂部にあるキャノン砲。攻撃の起点になる武装で中距離からの起点とガトリングのリロードの穴埋めが主な用途。
  • 弾数8発、射程500mとキャノン系としては乏しいので長距離での撃ち合いは分が悪い。
  • 頭頂部にキャノンがついているので丘などでは機体を隠しながらの砲撃がやりやすい利点がある。
• 同軸機関砲＆頭部バルカンx2
  • キャノン付属の機関砲1門＆頭部バルカン2門を順番に発射する実弾兵装。
  • よろけ値が1発6％と高く、これだけで17発あてればよろけが取れる。
  • 威力もバルカンとしては高めで接近戦ではガトリングより自衛がしやすい。
  • 3箇所から発射される都合、少しブレ幅が広いが大きめのASLがあるため外しはしない。

運用

• ガトリングとキャノンの射程が噛み合う350m前後での運用が必要。ガトリングだけでは火力不足だし、キャノンだけでは足回りの良さが活かせない。支援としてキャノンでよろけ補助をしつつ、ガトリングで削っていくのが基本となる。
• キャノンは同コスト帯のジム・キャノン、ザク・キャノンと比較して威力が1.3倍ほど高い。ガトリングの威力が低めなので瞬間火力が出るキャノンは有効利用したい。
• 他のタンク系より足が速いため射撃位置の変更がしやすい。射撃能力や観測情報連結を活かせるポジショニングをしよう。
• 見て分かるとおりのHPの低さが欠点、200コストでは強化フレームをフルに積んでもザクキャノンの素のHPに届かない。同コスト帯に多いジム・ライトアーマーの軽装BRによる被ダメージは1250程度なので、本機の耐久力では6～7発で落とされてしまう。軽装BRの射程は250mなので射程外を維持するようにしよう。調整でLv2以降はHPが少し上がったがそれでも柔らかい。
  • 汎用からの弾でも無視出来ないダメージを負うことになるので射線は常に意識して持ち前の歩行速度で被弾を抑えていこう

機体攻略法

• 耐久力が低い分、（200コストにしては）遠距離の射撃戦に特化している。特に長射程のガトリングは厄介なので早めに倒しておきたい。
• タンク系に分類されるので弾を当てるのは簡単と思いきや機動力が高めで且つ正面から見た被弾面積が非常に小さい。高台に登られるとバズ等の弾速の遅い射撃を当てるのはかなり難しいので、狙うならキャノン撃って足を止めた瞬間を狙おう。
• 忘れがちだが本機は何気に高性能バランサーを所持しているのでよろけからの格闘が遅れればカウンターを貰う可能性がある。その為機動性も合わさって格闘を狙いにいくのは他の同コストの支援機に比べればやや困難な事には注意。
• しかし、本機体は全タイプを通して見てもトップクラスに脆いので強襲どころか支援や汎用の射撃でもよくダメージが通る。その為、味方の強襲が倒すのに拘らず対処出来るものが倒してしまってもいいだろう。勿論味方強襲に任せるのが一番なのは変わらない

コンボ一覧

▼コンボの略号一覧（クリックして開く）▼

※編集者へ：略号を追加したい場合にはここをクリックして元ページを編集．のち編集板に一言報告．

記号		意味	表記方法
格 闘 方 向	N	N格、上格
	横	横格（方向指定なし）
	右	右横格
	左	左横格
	下	下格
	格	格闘攻撃（指定なし）	下格を除く場合、暫定的に(N/横)と表記。 ただし、威力算出の際は最も高いコンボの場合で算出
>		格闘連撃の遷移	N格、横格、下格の三連撃は【N>横>下】と表記
		種類の違う動作の遷移	フルチャ、ノンチャ、下格は【フルチャ→ノンチャ→下】と表記
・・・		動作の繰り返し	全角三点リーダー(…)でなく、全角の中点(・)を三つ(・・・)
⇒		格闘後の硬直をブーストによりキャンセル (→ブーストキャンセルを参照)	バズ、N格のデスコンボであれば【バズ→N⇒・・・】と表記
(A/B)		A or B(AかBかどっちでもよい)を示す	バズからN格or横格であれば【バズ→(N/横)】と表記
ノンチャ		チャージ可能な武器による集束なしの射撃
フルチャ		チャージ可能な武器による集束された状態の射撃
BR		チャージ不可の武器による射撃
タックル		強化タックルスキルがない機体のタックル
強タックル		強化タックルスキルを持つ機体のタックル
マシ		マシンガン系統の武器
バズ		バズーカ系統の武器
ガトリング		ガトリング系統の略
ロケラン		ロケット・ランチャーの略
ミサポ		ミサイル・ポッドの略
ミサラン		ミサイルランチャーの略
グレ		グレネード・ランチャーの略	または、グレラン
ハングレ		ハンド・グレネードの略
SB		スプレッド・ビームの略
SF		シュツルム・ファウストの略
SG		ショットガンの略
SML		スプレー・ミサイル・ランチャーの略
マルラン		～マルチランチャーの略
キャノン		実弾系統の～キャノンの略	キャノンが２つ以上ある場合は、分かりやすく区別して記述すること.
BC		ビーム系統の～キャノンの略

※掲載されていない名称の武器は、その都度分かりやすく略してＯＫ.
※共通コンボとは、射撃系主兵装の武器を必要としない初期装備の格闘系主兵装や副兵装、タックルのみを対象にしたコンボ.
※共通コンボで使用する格闘系主兵装は、機体の初期装備の物とする.（初期装備でない格闘系主兵装は必ず明記すること）
※射撃系主兵装が絡むコンボは、必ずどの射撃系主兵装が必要なのか明記すること.

アップデート履歴

• 2019/02/28：抽選配給にて、新規追加.
• 2019/07/25：性能調整
  • スキル高性能航宙ジンバルLv1追加
• 2019/08/08：性能調整
  • 機体HP上昇
    • LV2：8500 → 9000　LV3：10000 → 11000
  • スキル観測情報連結LV1付与
• 2019/10/10：DP交換窓口に Lv1追加
• 2020/01/09：DP交換窓口に Lv2　＆　4連装120mm砲 Lv2　＆　クローアーム Lv2追加
• 2020/05/21：DP交換窓口に Lv3　＆　4連装120mm砲 Lv3　＆　クローアーム Lv3追加
• 2020/06/11：抽選配給にて Lv4-5　＆　4連装120mm砲 Lv4-5　＆　クローアーム Lv4-5追加
• 2021/05/27：性能調整
  • スキル「高性能AMBAC」LV上昇
    • LV1　→　LV2
• 2022/01/13：DP交換窓口に Lv4-5　＆　4連装120mm砲 Lv4-5　＆　クローアーム Lv4-5追加
• 2022/12/01：DP交換制限緩和
  • DP交換階級改定
    • Lv2-5：二等兵01から交換可能
  • DP交換価格改定
    • Lv1：18600　→　3100　Lv2：25600　→　4900　Lv3：32200　→　5400　Lv4：39700　→　5900　Lv5：47600　→　6100

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